建物の構造安全性に関する研究として,鉄筋コンクリート構造,鉄骨構造,木質構造など幅広く扱っています.地上の建物から地下の杭まで,これまで実験や解析を行ってきました.近年はこれらに加えて木質住宅の補強,鉄筋コンクリートの耐震補強工法の開発なども取り組んでいます.
夏に本学で開催される科学教室には研究室は毎年参加しています.このため,子供好きで明るく元気のある学生を歓迎します.大きな地震災害があれば,学生とともに被災地へ調査に出かけたりもします.
この写真は東北地方太平洋沖地震一か月後の陸前高田の様子です。この地震の規模を示すマグネチュードはMw9.0で日本観測史上最大です。
接着剤を染み込ませたひもを風船に巻き付けました。十分に乾燥させて中の風船を割れりば・・・
私たちはこれを「鳥の巣」と呼んでいます。
指導教員は各種協会で耐震診断判定委員や、各種学会・協会の委員として主に鉄筋工事にかかわる基規準の改定に携わっています。